カフェインレスコーヒーを飲んでいるのに眠れないという時は、いったいどういう理由があるのでしょうか?
カフェインレスコーヒーで眠れないのは?
カフェインレスのコーヒーは、含まれているカフェインの量が少ないコーヒーのことで、カフェインの含有率が通常と比較して0.1%以下に抑えられていると言われていますし、90%以上カットされているとも言われています。
しかし、カフェインレスコーヒーが通常と比較して含まれているカフェインの量が少ないと言っても、カフェインが含まれている飲み物であることに変わりありません。
なので、カフェインレスコーヒーを1日に飲み過ぎることによって、カフェインが体内に蓄積されることになってしまうため、「カフェインレスコーヒーで眠れない」という事が起こります。
また、カフェインを摂取してから効果が現れるまでの時間は約30分ですが、摂取したカフェインが体外に排出されるのは約5~8時間かかります。
なので、日中に通常のコーヒーを多めに飲んでいた場合、夜の時間帯にカフェインレスコーヒーを飲んだ時に「眠れない」という事が起こります。
さらに、人によってはカフェインに敏感な人もいますので、カフェインレスコーヒーに含まれている量のカフェインでも「眠れない」という事もあり得るでしょう。
カフェインレスコーヒーを寝る前に飲む効果は?
しかし、カフェインレスコーヒーは前述の通り通常のコーヒーと比較すると含まれているカフェインの量はとても少ないです。
なので、1日にカフェインを大量に摂取していなければ、夜の寝る前にカフェインレスコーヒーを飲んでも「眠れない」という事が起こる心配はそれ程ありません。
また、カフェインレスコーヒーはカフェインを殆ど含んでいませんが、コーヒーの香りを含んでいることは変わりないですし、コーヒーの香りには集中力増加とリラックス効果があります。
そのため、ホットのカフェインレスコーヒーを寝る前に飲むことによって、体を温めることが出来るだけでなく、コーヒーの香りによるリラックス効果を得ることが出来ますので、質のいい睡眠をとることが出来ます。
カフェインレスコーヒーを夜に飲むのがオススメなのは?
コーヒーに含まれているカフェインは、飲んでから30分前後くらいで効果が現れるのですが、体外に排出されるには個人差はあるものの約5~8時間が目安です。
そのため、コーヒーはカフェインの効果が薄まってくる「就寝時間の5~8時間前まで」を目安に飲むのがオススメされています。
例えば、夜の23時に眠る場合、そこから8時間前と考えると「15時以降はコーヒーを飲まない方がいい」という事になりますし、15時以降にコーヒーを飲んでしまうと、睡眠の質に影響が出てしまい「眠れない」という事が起こります。
しかし、カフェインレスコーヒーは、含まれているカフェインの量が通常のコーヒーと比較するととても少ないです。
なので、15時以降や夜に飲んだとしてもそれ程カフェインの影響を受けることがありませんので、夜眠る時に睡眠への影響が出にくいです。
カフェインレスコーヒーのカフェイン量はどれくらい?
コーヒーに含まれているカフェインの量は、150mlの場合は約90mgが目安です。
そして、カフェインレスコーヒーは「含まれているカフェインの量が通常より90%以上除去したコーヒー」とも言われています。
そのため、カフェインレスコーヒーに含まれているカフェインの量は、9mg以下となります。
カフェインレスコーヒーで眠れないまとめ
カフェインレスコーヒーで眠れない時は、1日のうちにカフェインレスコーヒーを飲み過ぎている場合が考えられます。
そして、それ以外にも通常のコーヒーを日中に飲み過ぎていれば「寝る前にカフェインレスコーヒーを選んでいるのに眠れない」という事もあります。
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