缶コーヒーに表記されている、微糖と低糖の違いについて気になっていませんか?
微糖と低糖の違いは?
微糖や低糖といった表記は、100mlあたりに含まれている糖分の量が2.5g以下であれば「微糖」、「低糖」と記載されます。
なので、微糖も低糖もどちらも100mlあたりに含まれている糖類2.5g以下という基準で同じになっています。
微糖も低糖も100mlあたりに含まれている糖類2.5g以下を意味していますから、メーカーによって100mlあたりの糖類が2.5g以下の缶コーヒーやボトルコーヒーの表記が微糖か低糖なのかは違いますし、どちらの表記も使用しているメーカーも存在しています。
微糖と低糖ではどっちが甘いの?
微糖も低糖も、100mlあたりに含まれている糖分の量が2.5g以下という意味で共通していますが、どっちが甘いのかはメーカーによって異なっています。
例えば、ブレンディ(Blendy)の場合ですと、含まれている糖類が高い順番に下記の表記が使用されています。(2022年12月頃の情報)
低糖
カロリーハーフ
微糖
無糖
なので、ブレンディでは微糖の方が低糖よりも含まれている糖類が多いことから、低糖の方が微糖よりも甘いと言えます。
また、従来品と比較して糖類の量が75%程度少ないものが「微糖」、60%程度少ないものが「低糖」という基準があるとも言われています。
しかし、微糖も低糖も100mlあたりに含まれている糖分の量が2.5g以下という基準が設けられていますが、同じ微糖や低糖と表記がされていても、メーカーによってどれくらいの糖類が含まれているのかは違ってきます。
なので、Aのメーカーの微糖を飲んだと気に、「B のメーカーの低糖よりも甘い」と感じることもあります。
また、同じメーカーから販売されている缶コーヒーやボトルコーヒーあっても、微糖の方が低糖よりも甘いという場合もあります。
微糖と低糖に含まれている糖類の量がメーカーによって違いがあることから、微糖と低糖ではどっちが甘いのかという答えは出せません。
微糖と甘さ控えめの違いは?
缶コーヒーやボトルコーヒーの中には、微糖や低糖の他にも「甘さ控えめ」という表記がされることがありますが、微糖と甘さ控えめの違いはそれぞれ下記の通りです。
甘さ控えめ:気持ちの表明
微糖は明確に基準が設けられているのに対して、「甘さ控えめ」の方は特に基準が設けられておらず、メーカー側からのキャッチフレーズというか姿勢や心意気としての気持ちの表明として書かれています。
しかし、他の食品と比較して栄養成分の量や熱量が多い(少ない)ことを強調する表示として相対表示があり、比較対象食品と比較して低減された割合が25%以上であることが条件となります。
そのため、「甘さ控えめ」と表記されている缶コーヒーやボトルコーヒー等があれば、それはオリジナルと比較して25%以上甘さが低減されたという意味と考えられます。
コーヒーの加糖と微糖の違いとは?
コーヒーで表記されていることがある「加糖」というのは、そのまんま「砂糖を加えている」という意味が存在しています。
微糖にしても低糖にしても、通常と比較して少ない量であるとはいえ、砂糖が含まれていることには変わりありませんから、「加糖」に分類されています。
そして、砂糖が含まれていない缶コーヒーやボトルコーヒー等には「無糖」の表記が使用されています。
微糖と低糖の違いとはまとめ
微糖と低糖も100mlあたりに含まれている糖類2.5g以下を意味する表記になっていますので、違いは存在しないと言えるでしょう。
しかし、メーカーによって含まれている糖類の量は微糖や低糖と表記されていても違っていますので、比較した時に微糖と書かれているコーヒーが別のメーカーの低糖よりも甘いということがあるでしょうし、逆のこともあるでしょう。
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