見た目が似ているコーヒーとココアにはどんな違いがあるのでしょうか?
コーヒーとココアの違いは?
コーヒーとココアにはどんな違いがあるのか両方の特徴を見てみましょう。
コーヒー
コーヒーはコーヒー豆から作られた飲み物で、アカネ科コーヒーノキ属の植物であるコーヒーノキから採れる果実から種子を取り出して乾燥させたのがコーヒー豆です。
そして、コーヒー豆を焙煎した後に砕いて粉末状にして、お湯や水で成分を抽出した飲み物がコーヒーとなります。
ココア
コアはカカオ豆から作られる飲み物で、アオイ科(アオギリ科)の植物であるカカオの木から採れる果実から種子を取り出して乾燥させたのがカカオ豆です。
そして、カカオ豆を発酵、焙煎した後に皮等の部分を取り除いてすりつぶし、油分を取り除いて粉末状にしたココアパウダーをお湯や水で溶かした飲み物がココアです。
なので、コーヒーとココアの違いは種子から作るまでの工程に違いもありますが、主に下記の部分になります。
コーヒー:コーヒー豆から作られる
ココア: カカオ豆から作られる
そして、コーヒー豆はアカネ科コーヒーノキ属の植物であるコーヒーノキから採れる種子から作られ、カカオ豆はアオイ科(アオギリ科)の植物であるカカオの木から採れる種子から作られるので、コーヒー豆とカカオ豆は仲間ではありません。
コーヒーとココアを混ぜると名前はどうなる?
コーヒーとココアを混ぜると名前は下記の呼び名が使用されます。
カフェモカ
ココアコーヒー
モカジャバ
ルシアンコーヒー
その中でも特にカフェモカがコーヒーとココアを混ぜるときの名前として使用されていますが、本来のカフェモカはエスプレッソにチョコレートシロップ(チョコレートソース)、ホットミルク(スキムミルク)を混ぜた飲み物です。
なので、喫茶店で提供されているカフェモカにはココアが使用されず、チョコレートシロップが使われていることが多いです。
だけど、ココアにもチョコレートの原料となるカカオが使用されていますから、チョコレートの代用としてコーヒーと混ぜてカフェモカとして飲まれています。
コーヒーとココアを混ぜると効果はどうなる?
コーヒーとココアを混ぜるとどんな効果を得ることが出来るのかは、コーヒーとココアでそれぞれこんな効果があります。
コーヒーの効果
まずコーヒーにはカフェインが含まれていて、主にこんな効果を得ることが出来ます。
覚醒作用
興奮作用
利尿作用
代謝をあげる
認知症の予防
精神安定効果
そして、コーヒーポリフェノールとも言われているクロロゲン酸の効果はこちらです。
血糖値の上昇を抑える
コレステロールを低下してくれる
抗酸化作用
ガンの予防効果
ココアの効果
ココアに含まれているカカオポリフェノールの効果は下記のようになります。
抗酸化作用
血糖値の上昇を抑える
動脈硬化を抑制
糖質の吸収と消化を穏やかにする
血圧の改善
美肌効果
なので、コーヒーとココアを混ぜることでカフェインやクロロゲン酸、カカオポリフェノールの効果を得ることが出来るので、抗酸化作用や血圧の上昇などを抑える効果を期待できます。
コーヒーの代わりにココアを飲むのは?
コーヒーの代わりにココアを飲むことについては、1日当たりのカフェインの摂取を抑えるのにオススメです。
コーヒーに含まれているカフェインの量は、100mlあたり約60mgと言われています。
その一方で、ココアに含まれているカフェインの量はピュアココアだと1杯で10mg程、ミルクココアだとそれよりも少ない量となります。
だから、コーヒーの代わりにココアを飲むことで、1日に摂取するカフェインの量を抑えることが出来ます。
コーヒーとココアの違いまとめ
コーヒーとココアの違いは主に下記の点になります。
コーヒー:コーヒー豆から作られる
ココア: カカオ豆から作られる
そして、コーヒーとココアを混ぜると名前は下記の名称が使用されます。
カフェモカ
ココアコーヒー
モカジャバ
ルシアンコーヒー
コーヒーとココアは似ているようで結構違っていましたね。
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