賞味期限切れになってからだいぶ経過したインスタントコーヒーを見つけて、インスタントコーヒーは期限切れになったら捨てるしかないのかと思うかもしれません。
しかし、開封していなければ賞味期限の日付から1.2倍~1.5倍程度の期間ならインスタントコーヒーは期限切れでも飲むことはできます。
なので、この記事ではインスタントコーヒーの期限切れについて紹介します。
インスタントコーヒーが期限切れになったら?
インスタントコーヒーが期限切れになってからだいぶ経過していても、開封していない状態なら賞味期限の日付から1.2倍~1.5倍程度の期間なら期限切れでも飲むことはできます。
賞味期限はあくまでも、「美味しく食べることができる期限」のことなので、賞味期限を1日過ぎても味が落ちるだけで食べることができなくなるわけではありません。
そして、インスタントコーヒーの賞味期限は商品や包装の種類によって違ってきますが、大体下記のようになっています。
スティックタイプ:1~2年
袋タイプ:1~2年
なので、表示されている賞味期限の日付から1.2倍~1.5倍程度の期間は飲むことができると考えると、
スティックタイプ: 1年2ヶ月~ 3年まで
袋タイプ: 1年2ヶ月~ 3年まで
は飲むことができると考えることができますし、スティックタイプの賞味期限が1年だとしたら、期限切れから約2ヶ月~半年程度なら飲むことができます。
インスタントコーヒーの期限切れは開封後だと?
インスタントコーヒーは賞味期限内であっても期限切れであっても、開封後は1ヶ月以内に使い切ってしまいましょう。
一度開封してしまうと、中身が空気に触れることになってしまいますので、味が落ちてしまうからです。
特に、インスタントコーヒーは湿気に弱いので、湿気が多い場所に保管しておくと、開封したばかりでも状態が悪くなってしまいます。
なので、期限切れになっていなくてもインスタントコーヒーを開封したら、1ヶ月以内に使い切ってしまいましょう。
インスタントコーヒーが期限切れになりそうなときの使い道は?
インスタントコーヒーが賞味期限切れになりそうな時や、期限切れになってからまだそんなに経過していない時、まだ残っていて消費しきれないという場合は、料理に使用するのがオススメです。
例えば、カレーにインスタントコーヒーを隠し味として入れることで、コクと深みを足すことができます。
他にも、パンやクッキー、ホットケーキやパウンドケーキの生地の中にインスタントコーヒーを加えることで、一度に多く消費することができます。
インスタントコーヒーが期限切れのときの活用法は他にも?
インスタントコーヒーが期限切れになった時の活用法としては、他にも下記のような方法があります。
湿気取りに使用する
湿気が多いところに、瓶の蓋を開けた状態で期限切れになったインスタントコーヒーを置いておけば、多少の湿気を吸い込んでくれます。
コーヒー風呂にする
浴槽にインスタントコーヒーを入れて、コーヒー風呂にするという活用法でも、期限切れのインスタントコーヒーを消費することができます。
コーヒーの香りで疲労回復やリラックス効果を期待することができますし、カフェインによる脂肪燃焼効果や美肌効果も期待できます。
しかし、コーヒー風呂はベタベタしてしまうので、湯上りにシャワーを浴びるようにしましょう。
布を染める
コーヒーを布に染み込ませて染める活用法も、期限切れになったインスタントコーヒーを大量に消費することができます。
コーヒーと一緒に洗い物をする
脂っこいものを洗うときに、インスタントコーヒーを洗剤に混ぜて洗うと、油汚れを落とすことができます。
インスタントコーヒーの賞味期限切れは消臭に役立つ?
他にも、賞味期限切れになったインスタントコーヒーは、消臭剤にする使い道もあります。
コーヒーには消臭効果がありますので、お茶パックなどにインスタントコーヒーを入れて下駄箱に入れておけば、靴の臭いを消臭してくれます。
その他にも、穴をあけたプラスチックの容器などに入れて冷蔵庫や冷凍庫、玄関、トイレ、ごみ箱、車内等においても消臭効果を期待することができます。
インスタントコーヒーが期限切れになったらまとめ
インスタントコーヒーが期限切れになっても、開封していなければ賞味期限の日付から1.2倍~1.5倍程度の期間なら飲むことはできます。
そして、期限切れになってからだいぶ経過していたとしても、飲む以外にも使い道や活用法はありますので、試してみてください。
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