コンビニでコーヒーを買って家に持ち帰った時に覚めてしまっていた場合、コンビニのコーヒーをレンジで温め直しできるのでしょうか?
コンビニのコーヒーはレンジで温め直しができる?
コンビニのコーヒーをレンジで温め直しするときは、買った時の紙コップに入れたまま温めずに一度電子レンジに対応したマグカップに移し替えましょう。
そして、コンビニのコーヒーをレンジで温め直しするときは下記の手順で行います。
コンビニのコーヒーのレンジでの温め方
電子レンジの強さは500Wかそれ以下に調整する
温め時間は30~1分くらいに調整して、丁度いい温度になるように数回に分けて温めていく
※カップに移したコーヒーにはラップをする必要はありません。
参考程度に私は、ローソンで購入したLサイズのコーヒーを半分くらいレンジ対応のカップに移し、レンジで500Wの温度で1分程温めました。
レンジから取り出して少し飲んで温度を確かめてみると、個人的には熱すぎずぬる過ぎずくらいの温度に感じられたから、もう少し熱めでもいいかと500Wで30秒ほどさらに過熱してみたら、少し熱いくらいの適温になっていました。
ちなみに、電子レンジで冷めたコーヒーを急に温めるとコーヒーに含まれるアロマ成分(香り)が飛んでしまうので、旨味が減ってしまいます。
だから高いワット数で急激に温めたりせずに、500Wかそれ以下で数回に分けて温めていく必要があります。
コンビニのコーヒーを温め直しするなら湯煎する
電子レンジでの温め方以外にも、コンビニのコーヒーを温め直しするなら湯煎つまり鍋やボールにお湯をはってその中に容器を入れて温める方法もあります。
レンジで温めるよりも手間がかかる方法ですが、味や風味を落とさない温め方になります。
湯煎の方法
1.まずコンビニのコーヒーは事前にカップに移し替えておく
2.鍋にお湯を入れて沸騰するまで沸かす
3.沸騰したら火を止めて、コーヒーの入ったカップを鍋の中で1分程温める
4.1分経ったらカップを取り出して、温度を確認する
5.もしぬるければお湯を沸かしてまた1分程カップを温める
手間はかかりますが、上記のように湯煎していくことでコーヒーを丁度いい温度に温めることが出来ます。
コンビニのコーヒーをそのまま温め直しできないのは?
コンビニのコーヒーは紙カップの中に入っていますが、そのままレンジで温め直しできないのには以下のような理由があります。
ポリエチレンが溶けてしまうから
紙カップの内側にはポリエチレンのコーディングがされているため、飲み物を入れても耐えることができますし、110℃以下であれば熱にも耐えることが出来ます。
しかし、電子レンジで加熱をすると中に入っている飲み物が110℃以上になってしまう場合がありますので、ポリエチレンのコーディングが溶けてしまうこともあります。
ポリエチレン自体は炭素と水素で出来ているため、体内に含んでも無害ですが、熱によって溶けだしてしまうことによって、手に持った時や飲んでいる時に紙カップが破損する可能性があります。
それによって中の飲み物が染み出して火傷してしまう危険がありますので、コンビニのコーヒーを紙カップに入れたまま温めるのは推奨されていません。
中に入っている飲み物が沸騰して飛び出る
紙コップは水分が含まれていない容器なのでマイクロ波を通しやすいです。
なので、コンビニのコーヒーを紙カップに入れたまま電子レンジで温めると、短時間で沸騰してしまいます。
それによって電子レンジの中で中のコーヒーが飛び出てしまう可能性もありますし、そうならなくても取り出した瞬間にいきなり激しく沸騰して飛び散ることもあり、それによる火傷の危険もあります。
紙カップが破損してしまう
紙カップは電子レンジで温めることを想定していませんし、外側は耐熱温度が90℃として作られています。
だから紙コップが電子レンジの熱に耐えきれずに破損してしまうこともありますし、それによって中身が出てしまうこともあります。
コンビニのコーヒーは温め直しができるまとめ
コンビニのコーヒーを温め直しするときは電子レンジにしても湯煎にしても耐熱カップに移したうえで温めるようにしましょう。
そして急に高温で温めたりせずに、短い時間でゆっくりと数回に分けて丁度いい温度まで温めていきましょう。
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