エスプレッソのダブルとは、量はどれくらいでシングルとどう違うのか気になっていませんか?
エスプレッソのダブルとは?
エスプレッソのダブルとは、そのまんま通常の2倍の量のエスプレッソのことです。
通常の量のエスプレッソは、シングル(ソロ、1ショット)と呼ばれているため、その2倍の量のエスプレッソはダブル(ドッピオ、2ショット)と呼ばれています。
エスプレッソのダブルの量はどれくらい?
エスプレッソのダブルの量は、60mlです。
エスプレッソのシングルの量が30mlなので、その倍の量のダブルは60mlです。
なぜ、エスプレッソの量がシングルにしてもダブルにしても少ないのかは、抽出方法が理由です。
エスプレッソは、深煎りで微細に挽いたコーヒー豆を専用のマシーンで高い圧力をかけて短時間で抽出したコーヒーです。
短時間で抽出することで、雑味を含まずに旨味だけが圧縮されたコーヒーになるのでエスプレッソは量が少ないのです。
エスプレッソのダブルとドッピオの違いは?
エスプレッソの2倍の量は、ダブルともドッピオとも呼ばれていますが、その違いは英語かイタリア語かです。
ドッピオはイタリア語で、「二重、2倍」という意味が存在していますので、ダブルにしてもドッピオにしてもシングル(ソロ)の2倍の量であることには変わりありません。
ちなみに、エスプレッソの本場であるイタリアでは、ダブル(ドッピオ)という選択肢は存在せず、ダブル(ドッピオ)と注文してもシングル(ソロ)のエスプレッソが2杯出てきます。
エスプレッソのシングルとダブルで違いは?
エスプレッソのシングルとダブルには、味や濃度に違いは存在せず、ただ量が多いか少ないかという違いがあります。
そのため、エスプレッソでダブルを注文した方がシングルよりも量が多い分長く味わうことが出来ます。
しかし、エスプレッソのダブルだとクレマと呼ばれる液面に浮かぶ泡の量が多くなります。
クレマの量が多くなると、深い味わいと良い香りを生み出してくれるので、エスプレッソを飲んで美味しい気分にしてくれます。
エスプレッソのダブルの飲み方は?
エスプレッソのダブルの飲み方も、通常のエスプレッソと特に変わりはありません。
本場イタリアでのエスプレッソは、スプーン一杯の砂糖を入れて混ぜないで飲むという飲み方が一般的です。
砂糖を入れたエスプレッソを混ぜてしまうと、クレマが潰れることになってしまいますので、深い味わいと良い香りが無くなって美味しさが損なわれてしまいます。
また、エスプレッソは少ない量なので2~3口くらいでサッと飲んでしまうのが一般的な飲み方となります。
エスプレッソのダブルの値段はいくら?
エスプレッソのダブルの値段は店舗によって違っていますが、参考としてスターバックスとドトールでソロと比較してみると下記の通りでした。(2023年2月頃の情報)
ソロ: 350円
ドッピオ: 390円
Sサイズ: 250円
Mサイズ: 300円
ドトールでは、シングルやダブル等の表記ではなく、SサイズとMサイズという表記になっていますが、エスプレッソの量が2種類であることには変わりありません。
エスプレッソのダブル(ドッピオ)は、シングル(ソロ)の2倍の量となっていますが、値段も倍になっているという事はスターバックスでもドトールでもありませんでした。
エスプレッソのダブルとはまとめ
エスプレッソのダブルとは、そのまんま通常の2倍の量のエスプレッソのことで、その量は60mlと少ないです。
エスプレッソ自体が少量のコーヒーになるのですが、雑味等を含まずに旨味のみを抽出したコーヒーなので、少量でも味が濃いです。
そして、そんなエスプレッソはダブルでも特に飲み方は違いがありませんでした。
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