コーヒーを飲むと 疲れると思う事や、だるくなる等の脱力感を感じることがあると思います。
実は、コーヒーを飲むと 疲れると思うのにはこんな理由があったからなのです。
コーヒーを飲むと 疲れるのはなぜ?
コーヒーを飲むとスッキリするので疲労回復効果に貢献してくれるのですが、それはあくまでも適量での話で飲み過ぎると逆効果になります。
人間の体はストレスを感じるとコルチゾールというストレスを打ち消す作用のあるホルモンが分泌されます。
そして、コーヒーを飲むとカフェインの作用によってコルチゾールの分泌を促してくれるのですが、ストレスを感じにくくしてくれます。
しかし、ストレスを感じるような状態が続いてコーヒーを飲み過ぎると、最終的にコルチゾールが分泌されなくなってしまうので、「疲れる」と思ってしまうのです。
コーヒーを飲むと だるくなるのはなぜ?
コーヒーを飲むと だるくなるのは他にこんな理由があります。
セロトニンが減少するから
脳内の神経伝達物質のセロトニンは、ドパミン・ノルアドレナリンを制御して精神を安定させる働きがあります。
しかし、コーヒーに含まれているカフェインはセロトニンの作用を抑制するのです。
なので、コーヒーを毎日過剰に摂取しているとセロトニンが減少してしまうので、体がだるくなるのです。
水分が失われる
人の体は水分が不足すると、血流が悪くなってしまうので、酸素や栄養素を体内に運ぶことが出来なくなってしまいます。
なので、体の細胞が栄養不足によって疲労を感じることにより、体がだるくなるのです。
そして、コーヒーに含まれているカフェインには利尿効果があるため、体の中の水分が尿として排出されやすいです。
なので、コーヒーを飲むことによって得られる水分よりも体の外に出る水分の方が多くなって体の中の水分の量が減ってしまい、それによる疲労から体がだるくなるのです。
コーヒーを飲むと脱力感があるのは?
コーヒーを飲むと脱力感を感じる理由には、カフェインによる胃酸の分泌を促す働きがあります。
例えば、空腹時にコーヒーを飲むことによって胃酸の分泌量が増えてしまうと、胃の中を刺激してしまいます。
そして、コーヒーを飲み過ぎても過剰に胃酸が分泌されてしまうので、胃の中を刺激することになってしまいます。
それによって脱力感や気分が悪いといったことが起こってしまうのです。
コーヒーを飲まない方がいい人は?
コーヒーは合わない体質の人もいることから、疲れることやだるくなるという事もあります。
そんなコーヒーを飲まない方がいい人はこんな人達です。
貧血になりやすい人
コーヒーに含まれているカフェインは利尿効果によって尿と共に鉄分を体の中へと排出してしまいます。
なので、貧血気味の人がコーヒーを飲むことで、体の中から鉄分が排出されてしまいますので、貧血によって疲れるとか体がだるくなるということが起こるのです。
胃が弱い人
前述の通りコーヒーには胃液の分泌を活発にしてくれる作用が存在しています。
なので、胃が弱い人は胃酸の分泌が活発になることでの刺激の影響を受けやすいので、胃痛を起こしてしまいます。
コーヒーを飲むと疲れるまとめ
コーヒーを飲むことでリフレッシュすることはできますが、それでも飲み過ぎると疲れることやだるくなることの原因となってしまいます。
だから、疲れを感じたからと言ってコーヒーを飲み過ぎないように心がけるべきですし、コーヒー以外でもストレスを貯めないように解消しておく必要があります。
そして、人によっては体質によってコーヒーが合わないという人もいると思いますので、貧血になりやすい人や、胃が弱いという人は飲まないようにした方がよろしいかと思います。
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