エスプレッソをお湯割りして飲んでもいいのか、気になっていませんか?
エスプレッソはお湯割りしてもいいの?
エスプレッソをお湯割りして飲むのは一般的な飲み方で、欧米ではアメリカーノ、オセアニアではロングブラックといった形式が存在しています。
エスプレッソは、コーヒーの苦味や旨味が凝縮されているコーヒーでありながら量は30mlと少ないので、お湯割りして飲むのは一般的な飲み方だと言えます。
ちなみに、エスプレッソのお湯割りとなるアメリカーノとロングブラックの特徴はそれぞれ下記の通りです。
アメリカーノ
アメリカーノは、エスプレッソを入れたカップにお湯を注いで作るコーヒーです。
お湯割りをしていることから、エスプレッソ特有の苦味や旨味は弱まってしまいますが、その分口当たりはさっぱりとしているので飲みやすくなっています。
ロングブラック
ロングブラックは、あらかじめお湯をカップの中に注いでおき、30mlの2倍の量となるダブルショットのエスプレッソを注いで作るコーヒーです。
エスプレッソを後から注いで作っていることから、強い香りと味が保たれています。
ちなみに、アメリカーノはアメリカンコーヒーと似たような名前をしていますし、お湯で薄めたコーヒーをアメリカンコーヒーとも呼んでいます。
しかし、本来アメリカンコーヒーは「浅煎りのコーヒー豆を使用して多めのお湯で抽出したコーヒー」を意味していますので、アメリカーノとは違っています。
エスプレッソのお湯割りの割合はどれくらい?
エスプレッソをお湯割りするときの量は特に決まりはありませんが、エスプレッソに対して3~5倍の量が目安です。
エスプレッソ1杯の量は30ml程で、カップ1杯のコーヒーはおよそ120ml~150mlもしくは140ml~180mlくらいです。
なので、120mlのエスプレッソのお湯割りを飲む時は、エスプレッソの量が30mlに対してその3倍の90mlのお湯を使用するという感じの割合です。
エスプレッソのアメリカーノの作り方は?
エスプレッソをお湯割りしたアメリカーノの作り方は、基本的には下記の流れで作ることが出来ます。
2.カップにエスプレッソを抽出する
3.お湯を注ぎ入れる
エスプレッソを作るのには、エスプレッソマシンが必要にはなりますが、比較的簡単にお湯割りしたアメリカーノを作ることが出来ます。
ちなみに、その逆にお湯を先にカップに注いだ後、エスプレッソを注ぎ入れるとロングブラックになります。
アメリカーノとエスプレッソの違いは?
アメリカーノとエスプレッソの違いについて、それぞれ見てみましょう。
アメリカーノ
アメリカーノは、前述の通りエスプレッソをお湯割りしたコーヒーです。
ちなみにアメリカーノという名称の由来は、第二次世界大戦中にイタリアに駐屯していたアメリカ兵が、アメリカで飲んでいるコーヒーと似た味わいを求めたことで、エスプレッソをお湯割りして飲んだことが由来だという説があります。
エスプレッソ
エスプレッソは、専用のコーヒーマシンを使用して高い圧力をかけてコーヒーを一気に抽出する方法で抽出されたコーヒーです。
短時間で一気に抽出することから、コーヒーのエグみや雑味成分が溶け出さず、苦味や旨味が凝縮されていますし、コーヒーの旨味を凝縮するために一気に抽出していることから30mlと量が少ないです。
そのため、アメリカーノ等のお湯割りして量を増やす&味を薄める飲み方が生まれたのかもしれないです。
エスプレッソをお湯割りしていいまとめ
エスプレッソは、アメリカーノやロングブラックといったお湯割りした飲み方が存在していることから、お湯割りしても特に問題ありません。
また、エスプレッソをお湯割りするときの量は特に決まりはありませんが、エスプレッソに対して3~5倍の量が目安です。
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