アイスコーヒーに含まれているカフェインの量は、多いのかどうか気になっているのではないでしょうか?
アイスコーヒーのカフェインの量は多いの?
アイスコーヒーに含まれているカフェインの量は、100mlあたり約60mgです。
そして、カフェインが含まれている飲み物のカフェインの量は100mlで大体これくらいです。
玉露:180mg
エナジードリンク: 32 mg
紅茶:30mg
ココア:30mg
コーラ:30mg
煎茶:20mg
烏龍茶:20mg
意外にも玉露に含まれているカフェインの量が、コーヒーよりも多いという結果にはなっていますが、それ以外のカフェインが含まれている飲み物と比較すると、アイスコーヒーのカフェインの量は2倍以上になっています。
だから、アイスコーヒーに含まれているカフェインの量は、他のカフェインが含まれている飲み物と比較すると多いと言えるでしょう。
アイスコーヒーとホットコーヒーとでカフェインの量に違いはある?
アイスコーヒーとホットコーヒーとでカフェインの量に違いはあるのかについては、コーヒーを淹れた後だとカフェインの量に変化はありません。
つまり、全く同じ焙煎豆を使って淹れたホットコーヒーを、冷やしてアイスコーヒーにしたとしても、温度の変化によってカフェインの量に差が出ることはありません。
しかし、一般的にアイスコーヒーに使用されている焙煎豆は、ホットコーヒーに使用されている焙煎豆と比較して深煎りの焙煎豆が使用されています。
焙煎豆の焙煎度が高いと、焙煎中に失われるカフェインの量が多くなりますので、深煎りの焙煎豆程含まれているカフェインは少なくなります。
だから、深煎りで苦味の強い焙煎豆が使用されているアイスコーヒーの方が、カフェインの量が少ないのです。
アイスコーヒーは、氷で薄くすることを前提にしていますので、その分濃い目に淹れられています。
ただし、ホットコーヒーは熱いからついつい飲み過ぎることはありませんが、アイスコーヒーは冷たいので喉が渇いたときに飲み過ぎてしまいやすいです。
なので、アイスコーヒーを飲み過ぎてカフェインを多く摂取してしまうことだってあるのです。
アイスコーヒーのカフェインの効果の時間は?
コーヒーを飲んだ時に、ホットコーヒーとアイスコーヒーとでカフェインを飲んだ時の効果が現れる時間も違っています。
条件によってカフェインの効果が現れるまでの時間は違うのですが、ホットコーヒーだと摂取後30分~1時間後くらいの時間で効果が現れます。
その一方でアイスコーヒーの場合だと、1~2時間後くらいに効果が現れるので、ホットコーヒーの方がアイスコーヒーよりもカフェインの効果が現れる時間が早いです。
カフェインは体内に入ると、大部分は小腸から吸収されて血流にのって全身に行きわたり、脳まで到達すれば覚醒などの効果が現れます。
しかし、アイスコーヒーだと冷たいので、小腸粘膜の毛細血管が収縮して胃の運動も低下してしまいます。
なので、ホットコーヒーと比べてアイスコーヒーはカフェインの効果が現れるまでの時間が長いのです。
アイスコーヒーからカフェインを摂取する量は1日当たり?
カナダ保険省(HC)が定めている健康な成人男性の1日のカフェインの摂取量は、400mgまでです。
アイスコーヒー100mlの中に含まれているカフェインの量は約60mgで、アイスコーヒー1杯を約200mlだと考えると、アイスコーヒーは1日当たり約3杯までになります。
ただし、大人であっても体重によって1日に摂取しても大丈夫なカフェインの量は違ってきますので注意をしましょう。
アイスコーヒーのカフェインの量は多いのかまとめ
アイスコーヒーに含まれているカフェインの量は、深煎りした焙煎豆を使用している分ホットコーヒーよりも少ないです。
しかし、アイスコーヒーは飲み過ぎてしまいやすいので、飲み過ぎないように注意しましょう。
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