ブレンドコーヒーとアイスコーヒーの違いは ホットコーヒー用の豆で作れる?

カフェ等ではホットはブレンドコーヒー、アイスはアイスコーヒーで売られていることが多いですが、ブレンドコーヒーとアイスコーヒーの違いは下記の通りです。

そして、この記事ではブレンドコーヒーとアイスコーヒーの違いをさらに紹介します。

ブレンドコーヒーとアイスコーヒーの違いは?

それでは、ブレンドコーヒーとアイスコーヒーの違いをもっと見比べてみましょう。

ブレンドコーヒー

ブレンドコーヒーは、産地の違う数種類のコーヒーを組み合わせて酸味や苦味を調整しているのが特徴です。

組み合わせるコーヒーの種類によって味や香りが変化するので、様々なパターンを作り出すことができます。

そして、コーヒーの組み合わせによって味や香りが変化していくことから、喫茶店等では他の店では出ないような個性のあるオリジナルのブレンドを作り出すことができます。

なので、喫茶店等では看板メニューとして、オリジナルブレンドが提供されることが多いです。

アイスコーヒー

アイスコーヒーは、冷たく冷やしたコーヒーのことです。

そして、アイスコーヒーに使用されているコーヒー豆は、焙煎度が深いものが使用されているので、濃く抽出されているのが特徴です。

なぜ、アイスコーヒーに使用されているコーヒー豆は、焙煎度が深いものが使用されているのかは、人間の味覚が理由になります。

人間は冷たいものを食べたり飲んだりすると、苦味をあまり感じられなくなり、逆に酸味の方を強く感じやすいです。

なので、アイスコーヒーに使用されているコーヒー豆は、冷やすことを前提として苦味が強くて酸味が弱い焙煎度が深いものを使用していますし、アイスコーヒーにすることで苦味と酸味のバランスが良くなります。

ブレンドのアイスコーヒーは存在する?

ブレンドコーヒーが数種類の豆を組み合わせたコーヒーなら、ブレンドのアイスコーヒーも存在するのか気になると思いますが、ブレンドのアイスコーヒーもあります。

スタバでも、「スターバックス アイスコーヒーブレンド」が毎年春夏限定で販売されていますし、喫茶店の中には深煎りのコーヒー豆を数種類組み合わせたブレンドのアイスコーヒーを販売している店舗もあります。

なので、数種類のコーヒー豆を組み合わせて冷たく冷やせば、ブレンドのアイスコーヒーを作ることができます。

ホットコーヒー用の豆でアイスコーヒーは作れる?

ホットコーヒー用の豆でアイスコーヒーを作ることができるのかは、作ること自体はできます。

しかし、ホットコーヒー用として売られているコーヒー豆は、アイスコーヒー用の豆と比べると浅煎り~中煎りのコーヒー豆になるので、アイスコーヒーにすると酸味が強くなってしまいます。

ただ、酸味が強くなったことで爽やかな味わいになる場合もあります。

アイスコーヒー用の豆でホットコーヒーは作れる?

逆に、アイスコーヒー用の豆でホットコーヒーを作ることもできます。

しかし、アイスコーヒー用のコーヒー豆は深煎りなので、ホットコーヒーにすると苦味や雑味が強くなってしまいます。

なので、アイスコーヒー用の豆でホットコーヒーを作る場合は、お湯を足して薄める、粉量を少なくして味の調整する、といった事をしてみましょう。

その他にも、砂糖やミルクを足して苦みや雑味を調整するという方法もあります。

ブレンドコーヒーとアイスコーヒーの違いまとめ

ブレンドコーヒーとアイスコーヒーの違いは、それぞれ下記の通りです。

アイスコーヒーには、アイスコーヒー用の深煎りの豆が使用されることが多いですが、深煎りのコーヒー豆を数種類組み合わせたブレンドのアイスコーヒーもあります。